その理由は、金をごまかしたり法律を破ったりなど、監督の信頼を失うような事をしたからだ。チームを良くする為には必要な決断だ。
そうして不祥事が発覚すれば即断する私だけに、突然追い出された側は抵抗もしたし、後で恨みからある事ない事をマスコミに流されたりもした。
それでもチーム全体の先行きを考えれば、不心得者を見過ごす事によって後から支払わされるツケに比べれば何でもない。
情は人の為ならずと言うが、情とは守るべき価値ある者達の為に使うものだ。
責任者という立場にはそうした厳しさも必要で、それが耐えられない人はそんな立場などやらない方がいいかもしれない。
さて、先週また週刊誌に私に関する記事が載った。
後期高齢者医療制度の対象になるような年齢になった私でも、こんな内容で週刊誌の売り上げにはまだまだ貢献出来るのかなと感じたのが最初の感想だった。そして当時をまた思い出した。
今回は内輪で起きた事についてだが、やはり面白おかしく作り替えられた内容になっていた。さらにネタを持ち込んだ人間に都合の悪いところは綺麗さっぱり全部無いものにされていた。
予想はしていたが、さすがにここまで明らさまだと彼等も羞恥心で苦しまないのか私の方が心配になった。
もしもこれから社会に出る若者達が、たまたま今回の記事を読んだ時どう受け止めるのかは自由だが、簡単に「へぇ~本当にそんな事あるんだぁ」と簡単にならない事を願う。
というのも週刊誌も商売だ。記事によっては人間の欲や妬み心を刺激するのが大きな目的なのもあるから、本当の話のように書いてても必ずしも真実なんて書く必要がない。刺激的な内容の方が読者にも喜ばれる。
だから読み手もあまり真実を期待すぎちゃいけないってこと。そうして記事内容によって距離を取ったり間引いたりして読めるようになれれば、色々な見方が出来るようになってくるだろう。
それにしても最初から私が有名人であることを利用する為か、人目の無い所に入った途端に起こしたあの突然の動き。窮鼠猫を噛むとも言うが今回は大変勉強になった。
私はいつの間にか人から侮辱される事への免疫力が弱まっていたらしい。若い頃は激しいヤジの中で感じる怒りでさえも戦う力に変えられた。
だから人一倍そういったものには強いと思っていたが、やはり引退して長く時間が経ちすぎたのだろう。気分が非常に悪かった。周りの人間達はもっと気分悪かったと思う。
若者達も是非とも今回の記事からも色々想像して欲しい。
それとくれぐれも読む時は立ち読みか拾った時だけにしてね。
以上










